補聴器から音が出ない?寒い季節の結露のせいかもしれません

2023-11-17
カテゴリー: 最新ニュース

今年も早いもので、まもなく雪が降る季節となりました。

寒い季節に入ってから声の多い、『結露』のお話しをいたします。

ご自宅の窓にも、この時期、結露が発生するのと同じように、補聴器の部品にも結露が発生する事があります。

特に、寒いところから暖かいところへ移動した際の寒暖差により、チューブやイヤモールド内に結露の水滴が現れるのです。

その水滴により、音が出なくなることがあります。

音の通り道がふさがってしまう状態ですので、本体に異常が無い場合でも、音を出すことが出来なくなります。

ご来店頂けましたら、その場で水滴を取り除き、クリーニングをいたします。

結露が発生した様子。チューブは透明ですので、中の水滴を確認することが出来ます。

 

チューブ・耳栓(イヤモールド)を外し、エアダスターで水滴を散らし、乾かします。

 

専用の機械で、補聴器全体も乾燥いたします。

当店まで来られない時は、ご自宅まで訪問出張いたしますので、ご連絡くださいませ。

毎日のお手入れでお使いの『乾燥ケース』に入れていただくのも、効果的です。

乾燥剤(シリカゲル)の粒が赤くなっておりましたら、交換時期です。
乾燥剤は当店にございますので、お取替えいたします。※半年程度が目安です

結露は自然に起こりうる事ですので、条件が揃うと発生してしまうのは、防ぐことが出来ません。

水滴が溜まってしまいますと、音も出ませんし、電気部分がこわれる恐れもありますので、取り除きましょう。

水滴が溜まりにくい、防滴専用のチューブも取り扱っておりますので、ご相談くださいませ。


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