今夜放送・土曜ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」
今夜16日と23日夜10時、NHKより土曜ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」が放送されます。
こちらのドラマは、草薙剛さん演じる主人公・手話通訳士が、法廷での手話通訳をきっかけに過去の事件と対峙する社会派サスペンスです。
過去の事件で主人公が救えず新たな事件で再び会う人物『門奈哲郎』。その門奈哲郎役に、山形県出身(山形聾学校出身)で俳優の、榎本トオルさんが出演いたします。
榎本トオルさんは、人形劇団「デフ・パペットシアター・ひとみ」代表として活躍しております。
別事件の容疑者で、簡単なサインで会話せざるを得ない『菅原吾朗』。菅原役も、山形県出身(山形聾学校出身)、那須英彰さんが出演いたします。
那須英彰さんは、現在NHK手話ニュースキャスターとしても活躍しております。
大変重要な役とのことで、同じ山形県出身の私も、これから観るのを楽しみにしております。
また、社会派サスペンスということで、ハラハラどきどきしたり、目が離せなくなると思います。数分の予告を見ましたが、とても興味深く、惹きつけられるものがありました!
毎日、『聞こえ』に携わっておりますが、そのたびに感じるのは、声だけでは相手に伝わらないという事です。聴覚障がい者、健聴者にかかわらず、表情や身ぶり手ぶりもとても大事だと感じます。
私も、声はもちろん、それ以外の方法も使い、お客様にきちんと伝わるよう心掛けていきたいと思います。
番組の内容は、番組ホームページで見ることができます。
興味のある方はコチラから:
NHK 土曜ドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」
ぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。
【あらすじ】
仕事と結婚に失敗した荒井尚人。家族や恋人に心を開けないでいるのだが、生活のため唯一の技能を活かして就職活動をはじめる。
その技能とは“手話”。彼は耳が聞こえない両親をもつコーダ(Children of Deaf Adults)だったのだ。
そして彼は手話通訳士として働くことに。
やがて仕事にも慣れ、新たな生活を送りはじめた尚人のもとに届いた依頼は法廷でのろう者の通訳。
この仕事をきっかけに、尚人は自身が関わった過去のある事件と対峙することに。現在と過去、二つの事件の謎が複雑に絡みはじめる…
【放送予定】
2023年12月16日(土)、23日(土) よる10時<総合・BSP4K>
2024年2月4日(日)、11日(日・祝)午後3時45分<Eテレ>※手話つき
【原作】
丸山正樹
【脚本】
高橋美幸
【音楽】
原摩利彦
【手話・ろう者監修】
木村晴美
【コーダ考証・手話指導】
米内山陽子
【手話指導】
江副悟史
【ろう者俳優コーディネート】
廣川麻子
【出演】
草彅剛 橋本愛 松本若菜 遠藤憲一 ほか
【演出】
渡辺一貴
【制作統括】
伊藤学(KADOKAWA) 坂部康二(NHKエンタープライズ) 勝田夏子(NHK)