2021年7月1日より、公共設備として【電話リレーサービス】が開始されます

2021-06-10
カテゴリー: 最新ニュース

【電話リレーサービス】という、手話通訳の電話があるのをご存知でしょうか。

耳の聞こえにくい方々が、手話通訳を通して電話をするサービスです。インターネットのビデオ電話を活用します。

モニター確認しながら、手話やチャットなどで電話をかけたい内容(相手・要件)を画面の通訳者に向かって伝えます。そして通訳者は、電話をかける相手に内容を伝えます。

これまではモデル事業の段階でしたが、2021年7月1日より、公共の設備の一つとして電話リレーサービスが開始されることになりました。

耳が聞こえにくい方々が、自立して電話が出来るようになり、誰もが公平に連絡を取ることができます。

『夜遅すぎて、電話を友達に頼みづらい時間帯だ』、

『緊急事態だから、とにかく早く連絡がしたい』、

『自分だけで済ませたい内容の用件だから』、

など、いままでは電話を使う事をためらう場面もあったかもしれません。

電話リレーサービスであれば、24時間年中無休で対応していますので、安心です。

利用には事前登録し、「050」から始まる電話番号を割り当ててもらう必要があります。

登録方法/「日本財団」電話リレーサービスホームページ:https://nftrs.or.jp/

耳が聞こえづらい方も、公平に社会で活躍出来るよう、期待されるサービスです。

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