警察庁が110番アプリシステムを開発【9月中旬より運用開始予定】

2019-09-10
カテゴリー: 最新ニュース

聴覚や言語機能に障害があり、内容が聞き取れないなどの理由により110番通報をためらってしまった事例があるとのことです。

現在のFAXやメールでの通報には時間がかかってしまいます。そのため、新しい通報システムの開発・導入が望まれていました。

110番アプリシステムを開発

警察庁が開発した『110番アプリシステム』が、9月中旬より運用を始めるとの発表がありました。

スマートフォンのアプリを利用して、文字や画像で通報出来るシステムです。起動すると

「何がありましたか」

「けが人はいますか」

「救急車の手配は必要ですか」

などの質問項目が表示されます。利用者は、現場の状況を、指先の操作で通報できるようになります。

また、詳細な部分は、チャット形式でやりとりをしたり、写真を送る事も出来ます。

通報場所はスマホの衛星利用測位システム(GPS)の位置情報を使って伝達されます。

これまでの通報システムで困難を感じてしまった方、通報するのを躊躇してしまった方もいらっしゃったかもしれません。今後このアプリにより、扱いづらさを感じることなく、緊急な場面での通報の活用に期待されます。

なお、このアプリは障がい者のみの使用 を予定しているとのことです。

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