映画「聲の形」が7月31日(金)『金曜ロードSHOW!』にて放送されます!

2020-07-20
カテゴリー: 最新ニュース


©大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

7月31日に、日本テレビ系列『金曜ロードSHOW!』にて映画「聲の形」(こえのかたち)が放送されます。
こちらは劇場版アニメーションとなりまして、京都アニメーションが制作し、2016年に公開されております。

原作は2011年。
2015年には、全日本ろうあ連盟監修のもと道徳教材化され、30分の実写DVD化された作品です。

物語は、先天性聴覚障害を持つ一人の少女・硝子と、いじめが原因で孤独になっていった少年・将也とのふれあいを描いたもので、多感な時期の複雑な心模様と、登場人物と関わる人々とのつながりを感じさせられる青春ストーリーです。
作品の中で、何度も補聴器や手話の場面が描かれております。私は職業柄、補聴器を取り扱っておりますので、共感する場面が多くありました。
現在補聴器をお使いの方も、思い当たるところや重なる瞬間があるかもしれません。

これから観るのを楽しみにしている方もいらっしゃいますので、内容を詳しく語ることは控えますが、心理描写が繊細に描かれ、優しい部分や鋭い部分などの心の動きがとても丁寧に描かれたアニメーションです。いつの間にか視聴者を引き込みます。

私は何度もこの作品を観ました。そのたびに感じるのは、声だけでは相手に伝わらないという事です。聴覚障がい者、健聴者にかかわらず、表情や身ぶり手ぶりもとても大事だと感じます。私も、声はもちろん、それ以外の方法も使い、お客様にきちんと伝わるよう心掛けていきたいと思います。

いくつもの賞を受賞している作品でもあります。ぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。


©大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会

~あらすじ~

ガキ大将の小学6年生・石田将也(声優:松岡茉優)は“退屈すること”を何よりも嫌うクラスの中心的存在だった。ある日、先天的の聴覚障害を持つ少女・西宮硝子が転校してくる。硝子に興味を持った将也は、その日から退屈することがなくなった。自分の想いを上手く伝えられない二人はすれ違い、分かり合えないまま、ある日硝子は転校してしまう。

その日以来将也は周囲から孤立してしまう。孤独や自己嫌悪と闘いながら過ごす日々が続く中、5年の時を経て、二人は別々の場所で高校生へと成長する。固く心を閉ざしていた将也(声優:入野自由)は、ある決心をして硝子(声優:早見沙織)の通うろう学校を訪れる…。


2020.7.31(金曜) よる9時〜11時14分放送
 ※放送枠20分拡大

制作:京都アニメーション(けいおん、響け!ユーフォニアムシリーズ)
監督:山田尚子(けいおん)
脚本:吉田玲子(猫の恩返し、けいおん、夜明け告げるルーの歌、若おかみは小学生)
声の出演:入野自由、早見沙織、松岡茉優、悠木碧、小野賢章、金子有希、石川由依、潘めぐみ、豊永利行

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